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国宝松本城、天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼし天下を統一した後、石川数正が城主となり、親子二代で現代の松本城下町の原型を作った。
長野松代真田屋敷、松代真田の代々の屋敷で世に有名な幸村の時代よりずっと時代は後になる。
諏訪高島城・後に武田信玄の側室となった諏訪頼重の娘、諏訪御料人が住んでいたとされる城で現代の城は昭和に復元されたもの。
生坂村にある赤地蔵尊、水飢饉の時に下を流れる犀川にその身を投じて雨を呼んでくれた救いの仏様。500年弱の昔から信仰されている。今は顔もすり減って地元の人々により赤い布を全身に巻いて保護されている。
安曇野市穂高にある日本を代表する明治期の彫刻家、荻原碌山の美術館、その生い立ちは臼井吉見の歴史小説本「安曇野」に書かれているが、最愛の人、相馬黒光をイメージした「女」は絶賛されている。
安曇野市穂高東部の水郷地帯の水車小屋、この小屋のある一帯は故黒澤明監督の映画「夢」の舞台になった有名なロケ地で訪れる人も多い。豊富な水の流れの中でボートやリフティングの合宿などが行われている。
信州の端午の節句は月遅れで六月まで鯉のぼりがはためく。男児の健やかな成長を祈りながら各地で展開される。
信州小諸城、懐古園・この城の起源は小室太郎光兼(木曽義仲の部将)が築城。その後数々の戦の後武田信玄の攻略により落城、この地を重要視した信玄が山本勘助らに命じて作らせたのが現在の小諸城の原型となった。
JRの駅の中で、日本一の標高を誇るのが信州「野辺山駅」。このあたり一帯はまた高原野菜の大生産地で す。気候が厳しい分だけ農産物の味は最高です。牧場などもあり美味しいヨーグルトもいただけます。
木曽義仲旗上げの地・義仲は3歳の時、源義平に急襲され,母小枝御前と共に木曽土豪、中原兼遠の元へ逃れた。以来源氏再興の為に頼朝に呼応して旗揚げするまでこの木曽の地で青春時代を過ごした。
南木曽町田立の花馬まつりは木曽義仲の戦勝を祝ったのがはじまりで約800年の歴史があります。秋の日差しの中を花で飾られた美しい馬の行列が通ります。
木曽の名勝「寝覚ノ床」は、中山道の上松と須原の間の道沿いにあり、景色のよいところです。木曽八景随一の名勝であり、花崗岩の岩盤を木曽川の激流が長い間に水触して出来たものです。
江戸と京の都を結ぶ中山道。木曽には11の宿があった。中でも奈良井宿は難所、鳥居峠を超えて招き行灯の軒灯りの旅籠へ、千本格子の家々が軒を連ね、そのにぎわいは「奈良井千軒」とうたわれた。
秀吉の家来で後に家康に仕えた福島政則は安芸50万石の大大名であったが、広島城の石垣修築が武家諸法度にふれ、信州小布施に移封させられ不遇な内に64歳で病没。廟所は小布施町岩松院にある。
川中島の合戦・永禄4年(1561)8月上杉謙信が関東に進出したのを北信濃攻略の好機と見た武田信玄が越後侵略策動を開始、これを聞いた謙信は川中島へ出兵、この戦いで謙信は武田本陣の信玄に斬りかかった。
信州は日本一の杏の産地ですが名産地千曲市の他に長野市松代東条も有数の産地です。此処ではアンズの上薬を使用した焼き物まで有ります。花は今が満開です。
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